バンテックのインジェクターフィルター
特徴1 金属製フィルターの耐久性
ナイロンメッシュのフィルターでは、燃料に含まれておりますエタノールにより劣化してしまいます。しかし金属製のフィルターならばエタノールによる劣化がなく、破損しない限り継続使用が可能です。
特徴2 豊富な金網の種類
平織金網、綾織り金網、積層焼結金網、積層不織布など。濾過粒度に合わせてご提案致します。
特徴3 材質のカスタマイズ
リングやメッシュの材質は用途に合わせて変更可能です。
タイプ | メッシュショート絞りタイプ |
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用 途 | インジェクター内の濾過フィルターとして 一部インジェクター使用されておりますナイロンメッシュのフィルターは、燃料に含まれておりますエタノールにより劣化してしまいます。しかし金属製のフィルターならばエタノールによる劣化がなく、破損しない限り継続使用が可能です。 |
サイズ | 最小外径φ4.75~ ※既存メッシュストレーナー一覧 |
メッシュ | 平織金網、綾織り金網、積層焼結金網、積層不織布など。濾過粒度に合わせてご提案致します。 |
材 質 | リング:真鍮、ステンレス、スーパーダイマ、アルミなど メッシュ:ステンレス、真鍮、アルミニウムなど |
※スーパーダイマ®とは、新日鉄住金が開発した鋼板。めっき層成分が亜鉛を主に、約11%のアルミニウム、約3%のマグネシウムおよび微量のシリコンからなる新しい高耐食性めっき鋼板です。
インジェクターフィルターの基礎知識
インジェクターフィルターとは?
インジェクターフィルターとは、燃料噴射システムの一部で、エンジン内に燃料を送り込むインジェクターに燃料を供給するためのフィルターです。
インジェクターフィルターの役割
インジェクターフィルターの主な役割は、燃料噴射システムにおいて、燃料をインジェクターに送り込む前に、燃料中の異物を取り除くことです。具体的には、燃料中に混入する可能性のある異物や、錆、ゴミ、水分などを除去することで、インジェクターの噴射ノズル部分を詰まらせたり、燃料噴射の圧力を低下させたりすることを防ぎます。
インジェクターフィルターが十分な機能を果たせなくなると、燃料噴射システムの性能が低下し、以下のような問題が発生する可能性があります。
- エンジンの始動が悪くなる
- アイドリング不調や低回転時の加速不良
- 燃費が悪化する
- エンジンのパワーが低下する
- ファウルプラグなどの不具合
そのため、インジェクターフィルターは燃料噴射システムの重要な部品の一つであり、定期的な交換やメンテナンスが必要です。
インジェクターフィルターの仕組み
インジェクターフィルターには、燃料中に含まれる異物を効果的に取り除くために、微細なメッシュフィルターや繊維フィルターが使用されます。一般的には、燃料タンク内に設置されたポンプによって送り出される燃料を、インジェクターに供給する前にインジェクターフィルターでろ過する仕組みになっています。
インジェクターフィルターが汚れたり詰まったりすると、燃料の流れが悪くなり、エンジンの性能や燃費が悪化する原因となります。そのため、定期的な交換やメンテナンスが重要です。
インジェクターフィルターの交換時期の目安
交換時期は、車両メーカーの指定に従って行う必要があります。
一般的に、インジェクターフィルターの交換目安は、車両の走行距離や年数、燃料の質などによって異なります。一般的には、2年または4万km程度を目安に交換することが推奨されていますが、車両のメンテナンススケジュールに従って定期的に点検することが重要です。
また、以下のような場合には、インジェクターフィルターの交換が必要な場合があります。
- エンジンの始動が悪くなった場合
- アイドリングが不安定になった場合
- 加速が鈍くなった場合
- 燃費が悪化した場合
- エンジンの出力が低下した場合
- エンジン警告灯が点灯した場合
これらの症状が発生した場合は、専門の整備工場で点検を受け、必要に応じて交換を行うことをおすすめします。また、燃料の質によっては、交換時期を短くする必要がある場合があります。