「抵抗溶接」とは何か?と、言いますと、俗にスポット溶接、とか、シーム溶接などと呼んでおります。
シーム溶接機
スポット溶接機
この溶接では電流を流すことにより、金属本来が持つ抵抗を利用して、熱を発生させて溶かし、2枚の金属を接合させるものであります。
ただ、アーク溶接とは違い、スポットやシームの場合は金属表面が溶けてしまっては破れなどの原因になるため、電流の大きさとスポット部分の圧力のかけ方、時間が重要になってくるのです!
そして、スパッタと呼ばれる火花を散らしてはいけないのです。
金属の抵抗を利用して熱を発生させるので、真鍮などの銅が入っているものは、接続不可、となる訳なんですね!
この溶接は、”ろう付け”などと呼ばれるハンダ付けとは全く違うやり方です。